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DOG'S LIFE. blog

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2011.03.11 Fri /寒い!

3月の第一週が…!終わってしまう!!

何か忙しいとか言いながら忙しさが空回りしてる様な感じだけど、これぞ種蒔きでたぶん後で収穫期がやって来るんだと信じてる。

そう、いわば日本家屋!(また新たな比喩)

昔聞いた話だけど、戦後日本が焼け野原だった時に、じゃあまぁ復興だー家を建てようーってなった時にアメリカから来た大工さんが建てる区画と、日本の大工が建てる区画で分けて建築を開始したそうな。
アメリカチームはじゃあやるかー!って現場でドンドン建てていっちゃうのに、日本チームは最初に来て依頼ほとんど現場に顔出さないし、全然建て始めない。
アメリカチームはそれ見て、あれ?日本何やってんだろうなー、何やってんだよ日本~やっぱ駄目だな日本人はーみたいに言ってた。(稲川口調でお送りしています)
それがある日、アメリカ側の区画が半分くらい出来た頃に日本チームが資材運んで来てガーーーッっと一気に組み立ててあっという間に追い越して、結局日本チームの方が早く全棟建てちゃったっていうエピソード。

日本の建築はすべて、柱をはめ込む形とかひとつにしても規格があって、現場じゃなくて工房で全部下準備してから仕上げる方式なので建て始めたら早く、そういう結果になったのですが、これって結構凄い話!
どんなに古い家でも、一回バラしちゃっても規格が全部同じだから部分修理が効くし、他の所に代用させちゃったり出来る。子供心にこのお話効いた時に何か感じる物があって、ずっと覚えてました。

まぁ、今やってる色々な事っていうのは、そういう工房作業な訳かなと…!
ここで手を抜くと現場で建て始める時に柱の穴がハマらなかったり、修正ばっかりして時間を食う事になる上に家もグラグラになっちゃう、みたいな。
逆にここが自分の中で規格化出来れば(描く順番とか手法とか)、じゃあこっちの窓向こうにつけようか、みたいな事も出来るし他のどの作品にも応用が効くものになると思うのです。
もちろん、家のデザインとかそういうのまで規格化しちゃったら駄目ですけどねー!

まぁなかなか大工さんにはなれないのですよ/笑。
という事で(何が)、今日もカンナ掛けるところから修行でございます!